天翔ける倭寇/津本陽

戦国時代、富を求めて海へ出た海賊・倭寇を描いた作品。

海上でのみならず大明へ渡ってからも連戦連勝の彼らだが、次第に郷愁の念が漂いはじめた。しかし、誰もそれを口に出せなかった。それがかえって郷愁の念を増すことになるのだ。そう思いながら私はこの作品を読んでいた。 続きを読む

椿と花水木 —万次郎の生涯—/津本陽

ジョン万次郎こと中浜万次郎の生涯を描いた小説。

鰹船の乗組員になり海へ出たが、初めての航海で船は遭難し無人島に漂着。通りかかった米国の捕鯨船、ジョン・ハラウンド号に助けられ船長ホイットフィールドの好意で共に渡米した。 続きを読む