血と骨 梁石日 幻冬舎
実在した父親をモデルに描いた作品。誰も信じることができずに孤独な生を送る金俊平。孤独感が引き起こす酒と暴力、金と博打、そして尋常ならぬ猜疑心。逃げる妻英姫に、追う俊平。英姫からひたすら金を搾り取る。
「「それでは生活ができなくなります。」
「生活だと。なんの生活だ。こんな生活、ぶっ壊してやる!」
金俊平はいきなり障子や襖を蹴って破壊し、箪笥を倒して布団を引き裂いた。」本文より。
圧倒的ド迫力の作品。私はこれほど生々しく人間を描いた小説を他に知らない。
読了: 1998年 4月
| 評価項目 | 評価 |
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| 勉強になった | |
| 知的興奮を覚えた | ★ |
| 笑えた | |
| 色々考えさせられた | ★ |
| ストーリーが良かった | ★ |
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