ファウスト(一・ニ) ゲーテ 新潮文庫
高橋義孝 訳
俗に言う純文学だろうか。
話の大半が非常に抽象的であるためか、話の流れがつかみにくく、感想も抽象的である。わかったような、わかっていないような。両手でつかんだものが指の間から擦り抜けていくような・・・ゲーテが著した「若きウェルテルの悩み」のほうがまだ内容を追いかけるのが楽だった。
にもかかわらず、スラスラと読めるのが不思議だった。作品から圧倒的な何かを感じたからだろう。偉大な何かに包まれているような感じになる。本書を読んでいると、文芸書に見られるストーリー展開の巧みさや、会話を読む愉しみなどは霞んでしまう。
私は、文学作品自体をあまり読まないが、その中でも私が夢中で読みふけった数少ない文学作品である。
読了:2000年 9月
| 評価項目 | 評価 |
| 一気に読めた | ★ |
| 感動した | ★ |
| 勉強になった | |
| 知的興奮を覚えた | ★ |
| 笑えた | |
| 色々考えさせられた | ★ |
| ストーリーが良かった | |
>> この作品をオンライン書店で購入する
Amazon.co.jp ブックストアファウスト (第1部) 新潮文庫
Amazon.co.jp ブックストアファウスト (第2部) 新潮文庫
当サイトでコメントしているゲーテの本:
- 「ゲーテ格言集」 >> 【思想、哲学、宗教、歴史】