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氷川清話 勝海舟 講談社学術文庫
幕末、維新の混乱期を生き抜いた勝海舟の語録が綴られている。その話題は自身の履歴、古今東西の人物論評、政治論、時評、文化など多岐に渡る。中でも興味深かったのは、幕末維新期の人物論だが、勝は著名人のみにならず、市井の人々たちとの交流についても言及している。明治政府について否定的な意見が多かったのも印象的だ。
本書は勝が晩年に語ったものを編集したものらしいが、中には勝の記憶違いや彼一流の法螺などがあり、史実とのずれが若干見受けられる。また、「氷川清話」が最初に世に広められたのは吉本襄の編集によるものだったようだが、編集の過程において海舟の真意が歪曲され、また改竄著しいとの理由で、江藤淳らに徹底的に洗い直され、再編集されたのが本書だ。
読了: 2003年7月
| 評価項目 | 評価 |
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| 感動した | |
| 勉強になった | |
| 知的興奮を覚えた | |
| 笑えた | |
| 色々考えさせられた | ★ |
| ストーリーが良かった | |
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