【楽天ブックス】 歴史

ジャンル一覧

トップページプロフィールメール送信

ジャンル別作品リスト


更新情報

歴史・時代小説
鎌倉、室町時代
戦国時代
江戸時代
幕末、維新
明治時代
中国など


文藝一般&文学
エッセイ&実録等
思想・哲学・宗教・歴史


お気に入りの作家
隆慶一郎の本
吉村昭の本
司馬遼太郎の本
北方謙三の本


書名索引(50音順)

ケータイ版

 

ユーゴスラヴィア現代史 柴 宜弘 岩波新書


「「第二次大戦後のユーゴは、「七つの国境、六つの共和国、五つの民族、四つの言語、三つの宗教、二つの文字、一つの国家」という表現に端的に示される、複合的な国家であった。」」(本文より)

タイトルに「現代史」とあるが、実際には数世紀前からの近隣諸国を含むバルカン半島の歴史が述べられている。ユーゴ建国までの流れや建国後の問題、そして内戦勃発への複雑ないきさつから連邦解体まで。前述した端的な表現からある程度想像できるように、紛争の種があちこちに存在していた。紛争の最も大きな要因は激しい民族対立にあった。人工的に作り上げた国家の弊害であろう。クロアチアを始め、マケドニアやスロヴェニアなどが独立したのはむしろ自然の事のように思えた。しかしながら、独立までの道のりは実に凄惨だった。本書を読んでいると、ユーゴが位置するバルカン半島が「ヨーロッパの弾薬庫」と形容されてきたのがうなずける。

余談ながら、NATOによるユーゴ空爆はいまだ記憶に新しい。内戦絡みの虐殺行為をセルビア人による「非人道的行為」と欧米のメディアが駆りたて、セルビア人勢力への空爆を正当化したわけだが、かえってその空爆により民間人の犠牲者が増えるという皮肉な結果を招いた。どちらも「非人道的」であることには変わりはないが、ただ、メディアの在り方について疑問が残った出来事だった。

読了: 2002年8月

評価項目評価
一気に読めた
感動した
勉強になった
知的興奮を覚えた
笑えた
色々考えさせられた
ストーリーが良かった

>> この作品をオンライン書店で購入する
Amazon.co.jp ブックストア ユーゴスラヴィア現代史 (岩波新書)

 木村元彦著
『終わらぬ「民族浄化」セルビア・モンテネグロ」』 >> 【エッセイ&実録等】


Google

  • イスラーム文化 -その根底にあるもの
  • インド哲学へのいざない -ヴェーダとウパニシャッド
  • 考えるヒント
  • 啓発録
  • ゲーテ格言集
  • 孔子 人間,どこまで大きくなれるか
  • 司馬遼太郎の随筆・対談集 
  • 自分のための人生
  • 孫子
  • 堕落論
  • チャウシェスク銃殺その後 -ルーマニアはどこへ
  • ツァラトゥストラはこう言った
  • 日本人とユダヤ人
  • にせユダヤ人と日本人
  • ノモンハンの夏
  • 葉隠
    --武士と「奉公」--
  • 氷川清話
  • マキアヴェッリ語録
  • 松本清張の日本史探訪
  • ユーゴスラヴィア現代史
  • ユダヤ人最高の知恵
  • ユダヤ人の歴史
  •  

    Copyright(c) 読みま書架 1999-2007 All rights reserved.