イスラム社会は正統派といわれるアラブのスンニー派と、表面的な言語表現からさらに内的意味を探ろうとするイラン人を代表とするシーア派の二つに大別され、さらに各派のなかにも支流がある。
彼らの生活は聖典「コーラン」に基いており、巡礼に関する規則や日常生活の細部に至るまで、実にきめ細やかに規制されている。「コーラン」には神の言葉が記録されているといわれる。神の啓示を受けた預言者ムハンマドが、大体西暦610頃から20年間かけて編纂した。この20年間を二分し、前期10年をメッカ期、後期10年をメディナ期と呼んでいる。 続きを読む